■ 測定不能の原因の説明がない/09-07-22 ■

2009-07-22
豊田市PCB処理安全監視委員会だより(平成21年7月号)

同紙  記事。
6月2日、豊田施設において、平成21年度第1回豊田市PCB処理安全監視し委員会が開催された
。 はじめに豊田市から、…立ち入り検査の結果として、…APCBオンラインモニタリングのうち測定不能を示した第3排気系統ラインへの対応、…いずれも適切な対応がなされていると報告されました。 次に弊社から、…A上記の第3排気系統ラインのオンラインモニタリングが測定不能となつた原因とその対策、等について説明いたしました
。 この文章は、科学者の文章ではない。書いたのは、智に長けた「悪質」な行政屋に違いない。
前文は、 測定不能になったが、適切な対応がなされた、と豊田市が擁護した。測定不能は、重大事故につながるはずだ。豊田市は、なぜ測定不能になったか、を最初に調査すべきなのだ。「対応」云々より、原因究明をした結果、斯く斯く云々であった、と報告すべきなのだ。
後文、原因と対策を報告したのなら、原因は何であったのか、機器の老朽化なのか、人為的誤りであったのか、原因不明なのか、を書くべきである。不思議なことに、各委員は現場視察をし、質疑応答をしたようだが、この個所についての記載はない。もし、質問がなかったのなら、これは大問題だ。
そう思いませんか。敷地を提供している「安全」のトヨタさん。