■第13弾 PCB事故 ■

    2011-8-31
第13弾 PCB事故 8月31日
PCB事故 第 1 報  豊田事業所で勤務経験のあるN氏から
 30日付の、JESCOHPに豊田事業所でのPCB漏洩事故の一報が記載されました。 PCB濃度は極めて高濃度であり、事故の内容はまたもポリタンクからの漏洩でありました。  以前、当方が指摘し、その後使用の見直しが進められたポリタンクで再び起きた今回の事故は、重大な過失による事故であると考えております。  たった半年で破られた約束は信頼の失墜と施設の撤退、すなわち閉鎖を示唆する重大な事故であります。

PCB事故 第2信  9月1日
内部の情報については、以前勤務していた部署とは別の部署であるため、詳細までは行きませんが状況をお伝えできます。
 まづ担当していた部署は、前処理班(中央制御室所属)のTKS社員(協力会社派遣社員)であると思います。
 点検とは、1日3回行われている日常点検であり、時間帯は1直が7時から15時の間、2直が15時から22時30分、3直が22時30分から翌朝7時までの間であります。  なお、前処理班の点検範囲は施設の内外の広範囲に及び、特に夏季における点検は室温が40度を越える箇所もあり、今回のような少量の漏洩を移動しながら発見することは、困難が予想されます。  また、報道が弱いのは、こちらも感じております。
 現在確認しているだけで、中日、毎日、朝日の3社が報道しましたが、効果は薄いのが実態であります。
 しかし、3.11の後であれば問題が大きく取り扱われたかは、不明であります。
 あのような不幸がおきて、それを歯切りに問題が拡大することは望みませんが、原発事故との類似点や電力会社との体質の類似点は多数あります。
 とにかく、危険な状態にあることは確かであります。

中日新聞 2011-8-31 県内版
見出し  PCBを含んだ廃油1g漏れる  豊田の処理会社
豊田市細谷町にある政府出資のポリ塩化ピフェニール(PCB)処理会社、日本環境安全事業豊田営業所は30日、廃棄物処理法で決められた基準の886倍の濃度のPCBを含んだ廃油約1gが施設内で漏れたと発表した。施設外への影響はないという。
事業所によると、漏れたのは計器洗浄で出た廃油。保管していたポリタンクに長さ5aほどのひびがあり、そこから漏れたとみられる。同日午前9時半に作業員が巡回点検した際、床に液だまりがあるのを見つけた。 豊田事業所では昨年11月と12月にもPCBの漏えいがあり、今年1月から2月まで操業を停止して管理体制を見直すなどしてきた。庄賀文彦所長は「保管容器の不具合は想定していなかった」と話している。 PCBは変圧器などに使われたが、1968年のカネミ油症事件で毒性が問題化。現在は製造禁止で、法律で2016年までの処理が義務付けられている。

日本環境安全事業豊田営業所のHPから転載
平成23 年8 月30 日(火)
豊田PCB廃棄物処理施設 蒸留エリア内の少量漏洩について
平成23年8月30日(火)午前9時30分頃、当社豊田PCB廃棄物処理施設1階蒸留エリアにおいて、定期点検時に計器洗浄に用いたPCB含有廃液が防液堤内に漏洩しました。(PCB濃度443mg/kg、漏洩量は1リットル未満。)
漏洩した洗浄液はすでに回収しており、これによるPCB等の施設外への漏洩や作業員への影響はありません
。 1.当事業所では、5月に行った定期点検時に計器洗浄に用いたPCB含有廃液を順次処理していくため、蒸留エリアの防液堤内で一時的にポリタンクで保管しておりました。
2.平成23年8月30日(火)、午前9時30分の巡回点検の際、蒸留エリアの床に液だまりができているのを発見しました。
このため、直ちに拭き取りによる回収作業を実施しました。なお、当該エリアは1日に3回巡回点検を行っており、それ以前の点検では異常は確認されておりません。
3.漏れた廃液の量は1リットル未満で、PCB濃度は443mg/kg でした。エリア外への漏出はありません。
エリア内の空気中のPCB濃度についても、常時監視装置で異常は認められていないため、外部への漏洩はなく、周辺環境への影響はないことを確認しております。
4.原因は、廃液を保管していたポリタンクにひび割れが発生し、そこから中の廃液たものです。
5.当事業所で保管している他のポリタンクについては、応急の措置として、シートで堰造り、その中に保管することとしました。恒久対策については、早急に検討し実施します。 <連絡先>日本環境安全事業株式会社豊田事業所所長 庄賀 文彦 (TEL 0565-25-3110)

解説・掲載者
 まだ情報が少なく判断しにくいが、「容器のひび割れは想定していなかった」はおかしい。昨年の事故も容器だった。2016年には取り壊すのだから、ということで、粗悪品・資材が使用されてはいないか。修理もいいかげんではないのか。